恋人を救えなかったとき
ひとりで寝る夜に書こうと思ってたんです、このブログ。でも、ひとりで寝る夜って寂しすぎて書けない。全然書けない。ウケる。ウケねえよ。
でもこれからはちゃんと書こうと思います。世界に何か残したいよね。
というのも、昨日彼とシリアスめな喧嘩をしました。原因はいつも私。私が悪いのです。
きっかけは正直あまり覚えてない。
要約すると、
おれはちゃんめん(そうめんちゃん→めんちゃん→ちゃんめん)のことを救いたかったけど救えないし、そもそも俺に救いなんて求めてないでしょ、もう正直どうすればいいのかわからない。
別れよっか、って言われたんですよ。
はじめて言われた。
以前、そういう話が出たときは、
このままの状態なら別れることも視野に入れなきゃいけない、みたいな感じだったんです。でも今回は違う。能動的に別れる選択が生まれた。
彼の声はいらだっていました。いらだつのは知っていたけど、それを回避して耳触りのいい言葉を並べることを私はしなかった。意味ないじゃんそんなの。
そしたら、別れよっかって。
人ってこんなに簡単に見捨てられてしまうもんなんだなあってその時は思いました。認知の歪みでしょうか。
わからない。2通りの解釈があると思う。救えないし救ってほしいとも思っていなさそうな私に嫌気がさしたのか。それとも他に救ってくれる人を見つけて幸せになってくれということなのか。
わからない。
聴いた瞬間ね、泣いて泣いて熱くなっていた頭が冷えていくのを感じました。あ、ひとりになっちゃうんだって。この人とはもう二度と会えないんだって。怖かった。すごく怖かったし、今も思い出して泣きながら文字を打っています。
なんか本当に、自分の思い通りにならなかったら見捨てられちゃうんだなって、むしろ他人事みたいに考えてしまう。自分が嫌ですね。
原因は、私の向上心のなさ。
私は自己肯定感が著しく低い。とりえもないし、好きなこともあまりありません。こういう文章書くのが好きなぐらい。
自分を愛せるようになりたいって思いながら生きてきました。でもそれには、世界とは言わないまでも身近な人たちの中で優れた何かが必要でしょう。
でも私にそんなものはない。ということで絶望していた。
そしたら、じゃあなにか努力はしているのか、自分を愛せるようになるために、と訊かれました。
そんなものなかった。
口だけだったんです結局。たぶんそれが原因で何もかもだめにしてしまった、今までの人生。
目を覚まされた。
だから、ほんとうに感謝しているんです。その点に関しては。
そのあと、色々話して、仲直りのようなものというか、そんな感じのものをしました。
そして寝て起きて、昨日はごめんねって言われて。やっぱり好きだよ傍にいるよって言われて。
でも彼の中で別れたいと思った瞬間は確かにあって。
それは消えません。苦しい。
喧嘩になるたびに別れる話をするのはやめてほしい。
本当にそう思っているから口に出してしまうんだろうけど。でも本当に無理です。苦しいです。どっちが依存しているんだろう。どっちがボーダーなんだろう。どっちが好きなんだろう。
喧嘩ごときで別れる選択、私にはありません。だって愛しているから。でも今までの喧嘩の原因がすべて私というのがお察しですよね。
今夜も会います。会いたいと言われました。カレーを作ってほしいと言われた。
泣いています。今も私は泣いている。
長く付き合っていけば、こんな喧嘩、当たり前になるかもしれない。でもきっと私は一回一回しっかりと傷つくと思う。
そんな夜です。ふたりなのに、ひとりみたいな気持ちになる夜になる。みなさんはどうですか。幸せな夜を過ごしていますか。