ひとりね

ひとりで寝る夜に書く日記のようなものです。

学習性無力感、先延ばし、思考の凝り固まり

この時間だと、頭が回らない。

でも、とりかかるまでにとても時間のかかる私は、このぐらいの時間から何か始めてしまう。非常に能率が悪いことはわかっているのだけれど、なかなか行動に移せない。

 

私の大学は(というかかなりの数の大学はそうなのだと思うが)、TEDと協力してイベントを行っている。そのイベントに去年行ったときに観たフィルムがYouTubeにあった。

 

 

 

面白いので是非観てほしい。

 

しかしこのフィルムを見ても、私が先延ばし魔であることに変化はなかった。

でも最近、何か変化への糸口を見つけた気がする。

 

以前も言ったかもしれないが、私は国立大学2年生で、心理学を勉強している(大学が特定されそうで怖い)。

その授業の中で、学習性無力感について触れた。セリグマンが行った有名な犬の実験。詳しくはググってください。

 

え、これ、私だ、と思った。

自分ではどうしようもないという無力感が学習されてしまい、行動に移せなくなる。説明スタイルも安定的で、普遍的。

 

今までは先延ばしを治す術が分からず、何もできずに、先延ばし魔でいつづけていたが、学習性無力感についてもっと勉強して、メカニズムであったり、対処法であったりをさらに深く学ぶことで自分の先延ばしも防げるのではないかと思った。

 

今回のブログは珍しくまじめな話になってしまったけれど、来年の今頃は彼氏と同じように就職について考えているんだなと思うと、この先延ばし魔をやっつけなければと思い、この記事を書いた。

 

卒業研究、これにしようかな、なんて今思いました。

恋人を救えなかったとき

ひとりで寝る夜に書こうと思ってたんです、このブログ。でも、ひとりで寝る夜って寂しすぎて書けない。全然書けない。ウケる。ウケねえよ。

でもこれからはちゃんと書こうと思います。世界に何か残したいよね。

 

というのも、昨日彼とシリアスめな喧嘩をしました。原因はいつも私。私が悪いのです。

 

きっかけは正直あまり覚えてない。

要約すると、

おれはちゃんめん(そうめんちゃん→めんちゃん→ちゃんめん)のことを救いたかったけど救えないし、そもそも俺に救いなんて求めてないでしょ、もう正直どうすればいいのかわからない。

 

別れよっか、って言われたんですよ。

 

はじめて言われた。

 

以前、そういう話が出たときは、

このままの状態なら別れることも視野に入れなきゃいけない、みたいな感じだったんです。でも今回は違う。能動的に別れる選択が生まれた。

 

彼の声はいらだっていました。いらだつのは知っていたけど、それを回避して耳触りのいい言葉を並べることを私はしなかった。意味ないじゃんそんなの。

 

そしたら、別れよっかって。

 

人ってこんなに簡単に見捨てられてしまうもんなんだなあってその時は思いました。認知の歪みでしょうか。

 

わからない。2通りの解釈があると思う。救えないし救ってほしいとも思っていなさそうな私に嫌気がさしたのか。それとも他に救ってくれる人を見つけて幸せになってくれということなのか。

 

わからない。

 

聴いた瞬間ね、泣いて泣いて熱くなっていた頭が冷えていくのを感じました。あ、ひとりになっちゃうんだって。この人とはもう二度と会えないんだって。怖かった。すごく怖かったし、今も思い出して泣きながら文字を打っています。

 

なんか本当に、自分の思い通りにならなかったら見捨てられちゃうんだなって、むしろ他人事みたいに考えてしまう。自分が嫌ですね。

 

原因は、私の向上心のなさ。

私は自己肯定感が著しく低い。とりえもないし、好きなこともあまりありません。こういう文章書くのが好きなぐらい。

自分を愛せるようになりたいって思いながら生きてきました。でもそれには、世界とは言わないまでも身近な人たちの中で優れた何かが必要でしょう。

でも私にそんなものはない。ということで絶望していた。

 

そしたら、じゃあなにか努力はしているのか、自分を愛せるようになるために、と訊かれました。

そんなものなかった。

 

口だけだったんです結局。たぶんそれが原因で何もかもだめにしてしまった、今までの人生。

目を覚まされた。

 

だから、ほんとうに感謝しているんです。その点に関しては。

 

そのあと、色々話して、仲直りのようなものというか、そんな感じのものをしました。

そして寝て起きて、昨日はごめんねって言われて。やっぱり好きだよ傍にいるよって言われて。

 

でも彼の中で別れたいと思った瞬間は確かにあって。

 

それは消えません。苦しい。

 

喧嘩になるたびに別れる話をするのはやめてほしい。

 

本当にそう思っているから口に出してしまうんだろうけど。でも本当に無理です。苦しいです。どっちが依存しているんだろう。どっちがボーダーなんだろう。どっちが好きなんだろう。

喧嘩ごときで別れる選択、私にはありません。だって愛しているから。でも今までの喧嘩の原因がすべて私というのがお察しですよね。

 

今夜も会います。会いたいと言われました。カレーを作ってほしいと言われた。

泣いています。今も私は泣いている。

長く付き合っていけば、こんな喧嘩、当たり前になるかもしれない。でもきっと私は一回一回しっかりと傷つくと思う。

 

そんな夜です。ふたりなのに、ひとりみたいな気持ちになる夜になる。みなさんはどうですか。幸せな夜を過ごしていますか。

鈍感になるということ

この前、SNSに自分の所属組織への貶し(のようなもの)が書き込まれていた。それを見た瞬間吐き気を催した(吐かなかったけれど)。

 

一応その組織のトップにいて、めちゃくちゃ責任を感じた。私のせいだなあと思った。私の仕事ではないけれど私のせいだなあと思った。

 

こういうことがよくある。自分はなにも悪くなくても同じ空間にいる人が叱られていたら私も叱られているような気持ちになる。苦しいので人前で誰かを叱るのやめてほしい、というのはただの要望だけれど。

 

あと、痛そうな傷を見ると自分も痛くなる。ぞわとする。友達に聞いたらそんなことにはならないらしいです。本当に?

 

多分自分は共感しすぎる。感じすぎるところがある。そして鈍感な部分もある。極端なのだと思う。

 

共感しすぎる人は鈍感になりたいと願うし、鈍感すぎる人は繊細になりたいと思うのだろう。

 

......

 

中学の恩師に、「そうめんさんは鈍感になったほうがいいよ」と言われた。中学生になんてむごいことを言うんだろうなと今は思う。

 

でもどんなに辛くても共感できる人でいたいな。人に寄り添っていたい。鈍感で幸せになるより敏感で不幸なほうが良い。そう思いませんか。

彼の看病と妊娠検査薬

彼が熱を出した。

 

心配でたまらなくて、ランチのバイトとサークルの引き継ぎを終わらせた後、彼の家へ向かった。

 

いつも元気で、にこにこしていて楽しそうに笑うのに、今日はさすがにしんどそうだった。しんどそうな彼を見るのは初めてで、動揺してしまい、泣いてしまった。

 

おかゆと冷しゃぶと野菜のスープをつくり、食べてもらった。スープに関して何も感想が得られなかったので、口に合わなかったのかもしれない。

 

泊まる気満々だったのに、「うつっちゃうから」と言われ許してもらえなかった。

 

……

 

最近の私たちの心配事は、私の生理が遅れていることである。

 

割と周期的な方だと思っていたのだが、ここのところ遅れがちで、今回は1週間以上遅れている。

 

妊娠の心当たりが、ないわけでは、ない。

 

生でやったことはない。いつもゴムをつけているし、ルナルナを2人で見て、「よし!」という感じで致している。

 

しかしルナルナ先生を盲目に信じていいわけではない。ので、今回妊娠検査薬を買うに至った。

 

実は彼の家に行く前に検査していた。しかし失敗した。なぜかはわからない。何も出なかった。確認窓の線すらも。

 

彼の家を出る前にその話をした。彼は、「この後もう一回検査してくれ、おれのために」と言った。

 

ゆーて大丈夫っしょ、と思っている私は面倒臭いなあと思ってしまったが、帰りにウエルシアに寄って妊娠検査薬を買った。2回目だけれどレジに向かうのはどきどきしてしまう。

 

結果は、陰性だった。

 

まあ当たり前のような気がする。これで妊娠していたら、彼に浮気を疑われても仕方あるまい。もしかしたら受胎告知が来るかもしれない。

 

でも、このなんともいえない、ほの暗い怖さは一生忘れられないだろう。彼は「もうセックスしない!」と宣言した。本当か?

 

まあ、そう宣言する気持ちもわかるような気がした。まだ親にはなれない。学生とかそれ以前に、人間として。

 

とりあえず、早く生理が来てほしい。

そして早く彼の熱が引きますように。

ひとりで寝るということ

ひとりだと、どうしても作業中に寝てしまう。

 

ただただずぼらなせいもあるけれど、ひとりで床について、電気を消して、眠りにつくまでのあいだ、寂しくてたまらないから。

 

今日は久々に、ちゃんと支度をして、ひとりで寝た。丁寧に歯を磨いて、顔を洗って、コンタクトを外して、ハンドクリームを塗って。でもやっぱり寂しくてたまらなかった。

暗い天井を見上げて、ずぶずぶ飲み込まれていくような、自分が暗さに溶けこんでいくような、空虚な気持ちだった。

 

毎日誰かと眠りたい、と言ったら誤解されてしまいそうだけれど、みなさんそうではないんですか。

ひとりで寝るより寂しくない。愛する人と眠れば、暗さに溶けこむのではなくふたりの身体が溶けあってひとつになる。幸せではないですか。

 

ひとりで寝る夜は寂しくなる。だからこうやって日記みたいな、思いつきみたいなものを書こうと思います。